【時間】の貴重さ

数値化

最近、【時間】を意識することが増えた。

今まで以上に自分の時間の使い方を納得できるものにしていきたいと思うようになった。

その理由は2つあると思う。

  1. おじいちゃんの余命宣告
  2. 中抜けで長時間勤務

おじいちゃんの余命宣告

今年になって、おじいちゃんの肺癌が判明した。
そして、肺癌は癌の中でも進行が速いらしく、既にステージ4だったので、平均的に考えると
余命は3カ月。

病室でおじいちゃんと一緒に話を聞いて、余命3カ月と言われた時
おじいちゃん自身は「そうですか」と静かに受け入れているように見えた。

そんなおじいちゃんを見ながら
「おじいちゃんがいなくなる、会えなくなる」と思ったのと同時に
【本当に誰にでも終わりがあるんだな】と思った。

私が、生まれた時、おじいちゃんは50代でまだまだ元気だった。
いつも車で色んな場所に連れて行ってくれた。
花の好きなおばあちゃんと一緒に桜や紅葉が綺麗な場所に連れて行ってくれたり
プールに連れて行ってくれたり、一緒に山に登ったりもした。

私が大学で地元を離れてからは、年に3回ほどしか会えなかったけど
毎朝散歩に行っていたり、時々、友達とゴルフや飲み会をしてると言っていたので
「まだまだ元気だね!私のウェディングドレス姿見るまでは元気でいてね!!!
あと、10年ぐらいかかるから。よろしくね‼(笑)」

なんて話していた。
それぐらい、私の中でおじいちゃんのイメージは「元気」で、おじいちゃんがいなくなる
なんてこれっぽっちも想像していなかった。

そんないつまでも元気だと思っていたおじいちゃんが余命宣告をされた時、
初めて「死」を身近に感じた時、
「私にも、私の家族にも終わりがある」ということを実感した。

中抜けで長時間勤務

さらに、新しいリゾートバイトの派遣先で中抜け業務をするようになってから
自由に使える時間の貴重さを身に染みて感じるようになった。

中抜け業務は、基本忙しく、残業も多いとされている。
基本朝は5時間、夜は6時間働くので、1日11時間働く。

また、夜は寝るのが1時、朝は5時起きの為、睡眠時間が4時間となり
私にとっては少ないため、中休憩の5時間中2時間は睡眠にあてている。

つまり、1日の24時間中、11時間仕事、通勤2時間、睡眠6時間、食事やお風呂の時間1.5時間
となり、自由時間は1日3時間になった。

1個前の派遣先では、ほとんど残業も無く、7.5時間(休憩入れて8.5時間の拘束)だった為
睡眠時間が同じ6時間でも、自由に使える時間が1日7時間あった。

比較してみると、1日のうち自由に使える時間が4時間も減った

Nono☽
Nono☽

1週間で見てみると28時間の減少!!1日よりも多い!!

ただ、自由時間が減ったからこそ気づけたこともあった。

自由に使える時間が多かった時は、
「いつでも時間は作れるから」と惰性でYouTubeやティックトックを見たりしていたが
自由に使える時間が減ったからこそ、自分にとって大切なことは何かを考えるようになったし
限られた時間を何に使うのかを慎重に考えるようになった。

まとめ

私は「時間には終わりがあること」「自由に使える時間は貴重であること」
を身をもって体験したことによって、以前よりも計画的に、時間の使い方に気を配るようになった。

自分の時間管理をする上でも、はやり大切になってくるのが数値化である。
目標達成の為には、いつまでに何時間必要なのか、そのためには1日何時間必要なのか。
数字で細かい行動目標まで決めることで、自分のやるべきことが明確になる。

Nono☽
Nono☽

やるべきことが明確にするようになってから、1日1日の充実度が上がった!

自分を変える時に必要な考え方として、アドラー心理学ではこんなことを言っている。

大切なのは何が与えられているかではなく、与えられたものをどう使うかである。

嫌われる勇気 岸見一郎 古賀史健

「もっと時間があったら」と考えるのではなく
今、私に与えられた時間をどのように使うかを考えていこうと思う。

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